確定申告をMacからe-taxでやってみた-セットアップ編

いよいよ2月になり確定申告が近づいてきました。
開業して初の青色申告なので、どうせならe-taxでやろうと考えてます。
e-taxで確定申告をすると最高5000円の税額控除が受けられると聞き、1年で5000円と小額でも10年続いたら5万円じゃん!とノリノリでやろうと思ったら控除が受けられるのって初年度だけらしいですね・・・。

しかも来年からは2000円、再来年はなしになるらしい。
電子証明書やらe-taxに必要な機械を買うと4000円ぐらいかかるので今年やらなかったら逆にマイナスになるという税務所の罠。なら今年やるしかないかと下がったモチベーションを奮い立たせて準備にとりかかりました。

今回はその電子証明書の習得や機器のセットアップまでを書いてあります。

とりあえずe-taxをする上で必須となるのは以下の3点。

・電子証明書(500円)
・住基カード(500円)
・ICカードリーダライタ(安いので2500円〜3000円)

正確には電子証明書は住基カードに埋め込まれることになるので2点ですが。
ちなみにこの住基カード写真付きにできて身分証明書の代わりになります。
自分の市のページには証明写真は縦4.5cm×横3.5cmと書いてありましたが0.5cmぐらい小さくても問題なかったです。免許証あるから身分証明書は必要ないって人は写真なしでも無問題。

発行には免許証やパスポートの身分証が必要になるため、忘れないようにしましょう。

市役所の市民課で受付用紙を貰って、氏名、性別、住所とかを記入。
更に住基カード用に4桁のパスワードが必要になるので適当なのを考えときましょう。
ちなみにICチップ内臓の新しい免許証だと本人確認のためにパスワード4桁を二つ聞かれます。
なんとなくで答えたらたまたま当たってたけど全然覚えてない・・・。

しばらく待つと今度は電子証明書の手続きになります。
電子証明書では4〜16桁のパスワードを設定する必要があるのでこれも何か考えときましょう。
受付から発行まで混んでなければ30分程度で終わりますが、自分の場合は名前が珍しい上普段使ってる代替文字でなく変な代替文字(しかも機種依存文字!)を使われてしまった為、その変更ができないか交渉をしてたら更に30分以上かかりました。

しかも法律的に無理ですとか意味わからないこと言われて変更してもらえませんでした・・・。
もし自分の名前がパソコンとかで出にくい人は代替文字はこれですって言っておきましょう!!
ちなみに電子証明書があるとセブンイレブンで住民票と印鑑証明を出すことができます。ただし印鑑証明は手続きしておく必要があるのでしたい人は住基カードと一緒に申し込むといいと思います。

市役所で必要なものはGETしたので、続いてICカードリーダライタの購入。
自分が買ったのはSCR331CL-NTTCom

SCR331CL-NTTCom
SCR331CL-NTTCom

Mac対応はかなり数が限られるので必然的にNTTのSCR331CLSCR3310になるかと思います。
SCR331CLは非接触型でICチップ有りでもなしでも対応してますが、SCR3310は接触型なのでICチップ無しには対応してません。しかも後者はデザインがかなり微妙だったのでビックカメラで300円高いけどSCR331CLを購入。

ちなみに今家電量販店では高確率で確定申告向けにリーダライタと青色申告のソフトのセット販売を行っています。ビックだとセットで買うと1000円引き。

厄介なのがこのリーダライタ、ドライバが入ってないので自分でネットからダウンロードする必要があります(SCR3310も同様らしい)。
他にも電子証明書を読み書きするための「JPKI利用者ソフト」や「ルート証明書」のインストールが必要なのでまとめてダウンロードしておきましょう。

SCR331CL-NTTComドライバ
JPKI利用者ソフト
ルート証明書

【SCR331CL-NTTComドライバのインストール】
こちらはドライバをダウンロードすると親切なインストールマニュアルも付いてくるので、わかりやすいかと思います。ただ自分のはMac OS 10.6.6なんですがUSBハブ経由じゃなくてもインストーラーが途中でフリーズしたので手動インストールしました。Why?

もしインストール失敗した人は手動インストール方法を見てフォルダに中途半端に入ってるファイルを消してから移したほうがいいかと思います。自分は実行中で消せなかったのでMacを再起動してから消しました。

【JPKI利用者ソフトのインストール】
こちらはドライバのあった公的認証サービス ポータルサイトインストール方法ページにわかりやすく書いてあります。

インストールが完了すると電子証明書の中身が参照できるので参照してみましょう。
参照方法は同サイトの証明書の表示方法ページにわかりやすく書いてあります。

確認したらやっぱ変な漢字で登録されてました・・・。コンチクショウ…

【ルート証明書のインストール】
こちらもドライバをダウンロードすると中にインストールマニュアルが入ってるので、簡単にインストールが出来るかと思います。ちなみにe-taxはMac OS 10.4に対応してないようですが、このルート証明書が対応してないからできないようですね。買っててよかった、スノーレパード

以上でセットアップ自体は完了です。
わかっちゃえば結構簡単ですが、わからないうちにこの手順を見せられると正直メンドクセーって思いますよね。ICカードリーダライタの中にドライバと一緒にJPKI利用者ソフトとルート証明書のインストーラも入れて一気にできるようにすればe-taxの利用者も増えるんじゃないですかね?
そのリーダライタには「e-taxセットアップインストーラ&マニュアル付き!」って帯付けて。

次回は「確定申告編」を予定してますが、申告書が合ってるかが不安だ・・・。
ちなみに自分は青色申告会で貰ったブルーリターン(2010年度限定版)という会計ソフトでつけたんですが、使いにくい上にソフトからe-taxで申告しようとすると有料版を買う必要があるという罠。

印刷はできるのでそれを見ながらネット上で手入力する予定です。
今年の分は何かソフト買って付けよう。でもMacで会計ソフトいいのないらしいんですよね・・・。

レビュー見る限りは悪くなさそうなので買ってみようかな?年末に

「確定申告をMacからe-taxでやってみた-セットアップ編」への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。