MacのHDD・SSD容量の確保(Adobe CC利用者向け)

MacのSSD状況
MacのSSD状況

ご無沙汰しております、当ブログの管理人4410です。
習慣というものは恐ろしいものでつけるにはものすごく時間がかかるくせに、ちょっと離れると初めてやるかのように億劫になってしまいます。まさか約3年ぶりの投稿になるとは…。

3年ぶりの挨拶はさておき、本題です。
ここ最近さほど大きなファイルを入れているわけでないのにドンドン残りストレージ容量(HDDやSSD容量)が減っていることに気付いたのでその対応方法の備忘録です。
上のキャプチャが対応前の状況。こうなるともはや仕事どころではありません。

Google先生に「Mac HDD 不足」などで相談するといくつかのサイトで大体以下のような対応方法が出てきます。

1. HDD、SSD内の整理(外付けHDDに移したり、使用していないアプリの削除)。
2. ゴミ箱を空にする。
3. iCloud、Dropbox、Googleドライブなど設定のチェック(同期の解除など)。
4. 写真アプリのライブラリの移動や削除など。
5. iTunesのバックアップの削除。
6. ChromeやSafariなどブラウザのキャッシュファイルの削除。
7. セーフブート(Mac起動直後にShift)によるMac内のキャッシュファイルの削除。

人によって違いがありますが、大体定番の「その他」項目の容量確保で言われているのは上記のようなもの。
自分は該当しませんがMacの使い方によっては3〜5はかなり容量を取られます。
また性能の向上により初期設定だとキャッシュファイルの保存量がバカになりません。

上記のをまとめて行ってくれるMagicanOnyXなどのメンテナンスアプリやアプリの削除にはAppCleanerを使うのもいいかと思います。(ただしMagicanは長年アップデートされてなく、現在は公式では配布されていないので自己責任で)

ただ自分の場合は上記を対応を行っても改善されなかったので、最近のアップデートや容量の減るタイミングなどからAdobeが原因でないかと思い、調べてみた所Adobeのキャッシュファイルが削除されず溜まっていることがわかりました。

Finderの[移動]メニューでoptionを押すと[ライブラリ]が表示され、その中に各アプリの設定やキャッシュファイルなどが入っています。その中のAdobeの保存先が以下になります。

Adobeの関連ファイルの保存先
Adobeの関連ファイルの保存先

[ユーザー名]-[ライブラリ]-[Application Support]-[Adobe]

SSDの容量が512GBなのにその内の406GBって…。
2009年に買ったiMac(Snow Leopard)をメモリやHDDを入れ替えながら使ってきたのでAdobe CS5世代からの設定ファイルまで残ってます。旧バージョンの関連ファイルも全部削除してしまいたいとこですが、とりあえずこの中から大飯ぐらいを探したところ原因は案の定キャッシュファイルでした。

Adobeのキャッシュファイル保存先
Adobeのキャッシュファイル保存先

[ユーザー名]-[ライブラリ]-[Application Support]-[Adobe]-[Common]-[Media Cache Files]

キャッシュファイルだけで405GBって…。
Media Cache Filesフォルダ内を丸ごと削除して無事容量を確保できましたが、数ヶ月前までは気にならなかったので普通はアプリやMacの再起動でクリアになるのかもしれません。
ただMacはスノーレパード、AdobeはCS5からアップデートし続けて使っているためキャッシュが削除されなくなっちゃったのかなという気がします。

特に大きいのがAdobe Media Encoder。
100MBないファイルでもエンコーディングすると数100MB単位で減り、アプリを閉じたりした後にも回復しません。気がついたらGB単位で容量が減っているという自体に。

ちなみにMedia Encoderの環境設定からも「クリーンアップ」がありますが、他のアプリもあるので時々容量不足を感じたらチェックしてみるといいかと思います。

しかし流石に7年も使うとそろそろ買い替え時なのかもしれませんね。
今年はMacBook Pro買ったので来年の経費にでも…。

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