文化庁メディア芸術祭 2011|国立新美術館

文化庁メディア芸術祭 2011 チラシ
文化庁メディア芸術祭 2011 チラシ

今年も国立新美術館で開催されている文化庁メディア芸術祭に行ってきました。
毎年開催されるこの展示で自分が一番楽しみにしているのは漫画やアニメのラフやネーム、イメージボードなどのコーナー。制作過程の物ってものすごく勉強になるし見ててワクワクします!

今回一番気に入ったのは【アート部門】カワクボリョウタさんの「10番目の感傷(点・線・面)」
日用品をライトの付いた鉄道模型で照らして 壁に影を映したアートなんですが、ちょっと混んでて人数制限されたので内容わかってるからスルーしようかと思ったものの、結果これは実物見てヨカッタいう作品。

どんなものかはGIGAZINEで紹介されてますが、1回分スルーしてでも前の方で見ることをオススメします!

10番目の感傷(点・線・面) – GIGAZINE

【マンガ部門】では原画やらネームやらが展示されてますが、なんで今になってコレが選ばれるんだろう?と毎年不思議に思います。ぼくらの(プチネタバレ注意)はアニメしか見たことないから原作読まねば!

【アニメ部門】では自主制作のシュールな内容のわからないブタやパペットと3Dを使ったThe Wonder Hospitalなんかが面白かったです。フミコの告白はどうしてもフリクリにインスパイアされてる感が強くて・・・。ただ自主制作のアニメとは思えないような躍動感あるクオリティはスゴイ!

あとマイマイ新子は音楽とか独特のやわらかい世界観がいいですよね。

【エンタテイメント部門】では無限回廊 光と影の箱というのがなかなか面白そう。
正直プレステもスティック型コントローラー出した時は思いっきりWiiを意識してるな…と思ったんですが、あの先端の光った球体の利用価値(?)がわかった気がしました。

あとeスポーツグラウンドという地面をディスプレイとして体を使ったゲームをおばあちゃんと母親と子供二人が一緒に楽しそうに遊んでるのを見てほのぼのしました。こういう光景を是非開発者の人たちに見せてあげたいですねー。

PVとかはやっぱ話題になったサカナクションのアルクアラウンドの動くのに合わせて歌詞が見えてくるのは見事!初めて見たときはユーフラテスによる制作かと思いました。
amazarashiの夏を待っていましたもそうですが歌詞をうまく織り交ぜるのがポイント高い気がします。

オモチャ?の中では紙のからくり カミカラ 恐竜編というのがよくできてるっぽいです。
っぽいというのは展示のみで触ることができないから。確かに紙だから壊れやすいだろうけど 、こういうのは子供たちに遊ばせてこそ意味があると思うのに残念…。
これまた詳しくGIGAZINEで紹介されてるのでそちらを参考に。

紙のからくり「カミカラ」で作られた恐竜たちとそのムービー – GIGAZINE

全体回った感想としてはエンターテイメント、アニメーション、マンガ、アートのバランスが良く去年よりも楽しめる展示だった気がします。去年はやたらゲームが広かったのでメディアアートという広い分野としてはこれぐらいの割合が丁度いいような気がします。

あと何故かWEBがアートとエンターテイメントに分かれていて、判断基準も微妙なのでこれはWEBとして一つにした方がいいんじゃないかと。

会期が2週間内なく来週の日曜に終わりなので、気になってる方はお早めに!
モチロン無料!!

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