田中一光ポスター展 / ○△□展 / gradation展

田中一光ポスター 1953-1979
田中一光ポスター 1953-1979
○△□展2010(長友啓典・浅葉克己・青葉益輝)
○△□展2010(長友啓典・浅葉克己・青葉益輝)

恒例の銀座展示巡りに行ってきました。gggでは田中一光のポスター展、G8で○△□展、ガーディアン・ガーデンではgradation展が行われています。

まずはガーディアン・ガーデンに行きイラストレーターのケッソクヒデキ氏の展示Gradationを見てきました。見に行くまでは写真展だと勘違いしてましたが実際見てみれば手書きのイラストだという事が一目で分かります。建築物や風景画が多くグラデーションというタイトルの通り空のグラデーションがとてもキレイです。
そして細かい!東京タワーの鉄骨とかよく描いたなぁ・・・

続いてG8の○△□展2010へ。こちらでは自分の母校でもある桑沢デザイン研究所卒の長友啓典・浅葉克己・青葉益輝三人の代表作と新作ポスターが展示してあります。あと作品の下には三人の経歴とその時代の想い出が短く書かれたりもします。三人とももう70歳らしいですよ。元気だなぁ・・・
自分も年取ってもクリエイティブな人間でありたいもんです。(まだ半分も生きてないけど)

最後にgggの田中一光ポスター 1953-1979展へ。こちらも桑沢で教鞭をとっていたりと関わり深く、○△□展でも伏線がしいてあったりします。当時はさぞかし斬新だったんだろうと思えるようなレイアウトや色使いの代表的なポスターが150点展示されてます。今見てもこの色使やレイアウトはスゴいです。
第八回産経観世能は始めてみた時かなり衝撃的で学校の課題で真似した事ありますがヒドい事になりました。ちなみに作品のコメントには今でも桑沢で教鞭を取っている田中一光氏の一番弟子?に当たる太田徹也先生が書いてたりします。(自分も授業を受けました。)

なんだか桑沢尽くしで当時の桑沢は本当にスゴかったんだろうなぁと痛感させられると同時に、自分がいた2年前と比較して切なくなりました・・・。今は楽に進級できるけど、一昔前までは進級できずに辞めていく人も沢山いたそうです。自分もゆとり世代かと思うと・・・。
まぁ所長が内田繁さんになってから色々変わったらしいので内田さんの手腕に期待しましょう。

この業界の人なら楽しめる展示かもしれないけど、それ以外の人にとっては退屈な展示かもしれないです。まぁ見に来る人のほとんどがデザイン業界人だと思いますが(笑

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