ギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されている佐藤晃一ポスター展を見てきました。
入り口の挨拶に「デザインの余白は空のようなもの」という言葉に、ホントそうだなぁと実感しました。そうか、自分がやたらと雲とか空の写真を撮るのは余白をどう見せるかを無意識のうちに考えてたんだな！（気のせいです）
チラシに掲載されてる作品のように写真やグラデーションを非常に綺麗に使った作品が多いです。1F、B1F共に壁にはポスター、机の上には製作過程のものや実際に使用されたフィルムが沢山広げられていて見ごたえがあります。
何よりも実際手にとって製作過程のものを見れるのがうれしい！（壁の作品は触ってはいけません）
昔はマスキングシートの上に指示や修正を入れているんですが、そのマスキングシートをめくって工程を見れるのが非常にありがたいです。またデザイン学校の入学試験であった色彩構成を意識して作られた作品があって基本に忠実な人なんだなぁと。
このように展示でプロの製作工程を手にとって見れるという機会は少ないのでデザインを勉強してる学生さんはいい機会なので見に行くといいと思います。
そんな空のような綺麗なグラフィックデザイン満載の展示です。
