神田古本まつりに行って印刻体験してきました

第51回東京名物神田古本まつり
第51回東京名物神田古本まつり

「ほ  歩道~~?古本買いに来た人があふれていますよォォォ」

という訳で神保町駅を中心に毎年開催されている古本市に行ってきました。
古本市だけでなく、ワークショップやトークイベント、チャリティーオークションなどもありその中の一つ印刻体験をしてきました。

昔に趣味で印刻を作ったことがあるんですが、独学でやったので実際はどんな手順でやるのかと思って参加しました。
14時過ぎに到着して受付でアンケートと自分の彫りたい文字を紙に書きます。
彫りたい文字はかな・カナ・漢字・数字・アルファベットから1文字ということだったんですが、KARA-FULLのロゴを彫ることにしました。(用紙には文字以外はNGと書いてあったけど複雑でなければなんでもいいらしい)

結構人がいたので1時間ほど待つと別室に案内されるのでそこで職人さんに記入した紙を渡すと墨で文字を書いてくれます。

彫る文字に合わせて墨で文字入れする様子
彫る文字に合わせて墨で文字入れする様子

「これで大丈夫かな?」「あーっと、ココは端まで付けてください。あとここは繋がらないです。」「おぉ、そっか。文字だったら慣れてるから反転させても感覚でわかるんだけどコレは初めて見るもんだから。ハハハハ!!」「イヤー、わかりにくくてスイマセン。」

といった感じで気さくな職人のおじいちゃんが文字を書いてくれます。全部で10人ぐらいの人が文字を書いてくれてますが、人よりも彫るための席が足りないという感じでした。

墨入れの終わった印刻
墨入れの終わった印刻

墨入れの終わった印刻。
「やったことあるなら知ってると思うけど鉄筆で引くか押してやりやすいやり方で掘ってね」と参考に掘ってくれたその一手が線からはみ出てるんですが・・・。まぁいっかと気にせず席を移り掘り進めます。
家で掘ったときは台がなかったので台があると断然掘りやすい!

掘り終わった印刻
掘り終わった印刻

墨の部分を全部掘って終了。ロゴがシンプルなので10分程度で終わりました。
初めのはみ出た分を誤魔化そうとしたら端が欠けるという逆効果。

掘り終わって外のテントに戻ると彫った印刻で判を押してくれます

自作のKARA-FULL印刻
自作のKARA-FULL印刻

こんな感じで和紙に印刻して体験証に貼って渡してくれます。
印刻体験は今日で終わりでしたが毎年やっているそうなので興味ある人は来年行ってみては?
昼過ぎに行くと待つことになりますが無料で中々面白い体験ができるのでオススメです。
ちなみに世界堂では印刻セット(石と鉄筆)が600円ぐらいで売ってます。

印刻体験が終わったらブラブラと古本屋めぐりをしてきました。
普段は入りにくい古書店なんかも気楽に入れるのがこの祭のいいところ。古書店らしいいい味のお店もあるので店の雰囲気を楽しむのもいいかと思います。写真も撮り忘れたので曖昧ですが確か誠心堂書店というお店が膨大な量の古書をそれはもう几帳面に並べあって圧巻でした。自分も人からよく几帳面だと言われますが、こ れ は ス ゴ イ!!

矢口書店
矢口書店

こんな感じで横路地も本棚が並んでいて本当にすごい量の本が売られているので本好きにとっては堪らないイベントとなってます。
神保町ブックフェスティバルは31日までなのでイベント関係は終わっちゃってますが、古本市自体は3日までやっているので掘り出し物の本を探したいという人にはオススメです!!

とりあえず印泥だけでも買わないと

「神田古本まつりに行って印刻体験してきました」への2件のフィードバック

  1. 10分!すごいはやい!私一時間かかった…
    あれって、書いてくれるおじちゃんにすべてがかかっているような気がする
    かわいい文字かいてくれる人もいたり。わたしは普通にお硬い感じの篆書体だった
    ひいても押してもいいよって説明されるけど、実際は押してくださいって
    ひどくアピールされたよ笑

    誠心堂はすごいよね。あそこは毎回はいるよ〜 あと、源き堂がおすすめだよ

    1. ロゴがシンプルな上に直線しかないからねー。
      確かにセンスはおじいちゃんに頼るしかないよね。隣のおじいちゃんは力強い感じ?柔らかい感じ?って本見せながら書体を選ばせてくれてたよ。

      誠心堂はあの几帳面さには脱帽したよ。札も付けてどんだけ几帳面なんだと・・・。
      店の名前をほとんど見ないで入ってたから「源き堂」ってトコに今度行ってみるよ。ありがとう!

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