第13回 文化庁メディア芸術祭が微妙

第13回 文化庁メディア芸術祭
第13回 文化庁メディア芸術祭

国立新美術館で行われている文化庁メディア芸術祭に行ってきました。
確か過去にも何度か行った事あるのに不思議と記憶に残ってません。

行く前に公式サイトを見ていてiPhoneアプリがあったのでiPod touchに入れてみましたが、なにこのtwitter便乗感・・・

やたらとtwitterを押しています。今流行ってるから入れたいのはわかるんですが、ほとんど全ページにtwitterの記事投稿ボタンが入ってます。なんかtwitterに使われてる感があって、なーーんかね。別にいいんですが、なーーーーんかね。

あとアプリを入れた人は行く前に、ネットがちゃんと繋がる環境でアプリを起動してアップデートしておく事をオススメします。でないとステージのタイムスケージュールとかが表示されません。現地でもワイヤレスLAN設備があるようですが、ほとんど繋がりませんでした。現在地表示サービスも搭載してありますが、ネットに繋がらなければ意味ないです。

そんな訳でアプリはほとんど使ってません。

展示自体の印象としては、ゲームとアニメが大半を占めていて、これってわざわざ来て見るもんでもなくね?というのが率直の感想。
折角展示会場を使ってやってるから、体験・体感的なものだったり、その場でしか見れないようなものをもっと多くして欲しかったです。

たぶん受賞した作品を見てもらったり、切欠作りなんでしょうが自分的にはわざわざ展示会に来てまで家でも出来るゲームしたりアニメを見たいとは思いません。
実際、ツタヤでレンタルできたり、家でできるゲームやYoutubeで見れそうなものはほとんどスルーしてました。そしたら一気に見るのが無くなりました(笑

よかったのは漫画やアニメの原画や資料の展示や、アート部門の一部の作品です。アート部門にあったベアリング・ブロッケンⅡというベアリングを鉄琴の鍵盤のような物に落として奏でる楽器は面白かったです。

先端技術ショーケースなんかはもっと力を入れてスペースを大きく取った方がいいんじゃないかと。もっと面白い技術が沢山あるはずなのに・・・。

あと一番奥にある漫画閲覧コーナーとtwitter広場はいらんでしょ(苦笑
ずっと漫画読んでる人とかいますよ。色んなものを見てもらって体験してもらう展示なのに漫画置いてたら、終止漫画読む人がいて見てもらいたいものを見てもらえませんよ。
けど残念ながら、たぶんこのコーナーが一番賑わってた。

twitter広場はほとんど人がいなかったけど、もし沢山人がいたとして皆下向きながらtwitterで黙々投稿してたら、その光景は気持ち悪そうです。
まるで外に出てまで地面に座り込んでゲームやってる子供じゃないか。
ディスプレイに投稿したtwitterの記事が表示されてたけど、あまり賑わってる感じじゃなかったですね。しかも会場の裏に置いてても誰も見ないでしょう。

もしtwitterを使ってイベントの活性化を図るなら会場の中央に大きいスクリーンでも置いて表示させた方がいいと思います。それだったら「○○の展示が面白い」とか「○○さんのトークイベントが為になるわぁ」みたいな情報が随時流れて、ちょっとは役に立つんじゃないでしょうか?

投稿する方もそっちの方が自分の書いたメッセージが読まれてる感があっていいんじゃないですかね?(自分はそういうのが苦手な人間ですが)
ただコレをすると必ず荒らす人が出るでしょうが(笑

正直このtwitterの導入は流行ってるから入れてみました感があって、意味ないような気がしました。もっとも自分はtwitterユーザーじゃないのでtwitter内では盛り上がってたのかもしれませんが。

なんかどーもアニメや漫画やメディア技術の流行に乗っかっただけの展示という気がしました。
とりあえず入場無料なので時間のある人は見て損は無いと思います。

■第13回文化庁メディア芸術祭
2010年2月3日(Wed)〜2月14日(Sun) 10:00-18:00(金は20時まで)
国立新美術館 入場無料
URL:http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/information/

マガジンでやってた頃は読んでたんですが・・・

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