
厳密にはいつからかわからないんですが、先日のAdobeの不正アクセス問題あたりからInspectが使えなくなりました。
今は問題なく使えるようになったんですが、結構つまづいたので備忘録としてメモ。
文章として書いていたら気付いたらダラダラと長くなっていたので箇条書きで完結に。
- 1. 不正アクセスによるAdobeIDのパスワード変更要求。変更後何故かInspectが立ち上がらなくなる。
ちなみに起動してる時はメニューバーに以下のようなアイコンが表示される。(alt+tabのアプリケーション切り替えやcommand+alt+escのアプリケーション強制終了には表示されない)

- 2. 仕方なくInspectを再インストール。
最新のはCreativeCloud(以下CC)のアプリでAdobeのクリエイティブ系アプリを一括管理してるので、まずはそれをインストールする必要がある。ダウンロードはコチラから
- 3. CCインストール後、メニューバーのアイコンから他のCreativeCloudアプリのダウンロードやインストールが可能に。
以下のキャプチャはInspectがインストールされた画面。

- 4. Edge Inspect CCインストール後、元々インストールしていたInspectとは別にインストールされていたため旧verの「Adobe Edge Inspect.app」と最新の「Adobe Edge Inspect CC.app」の2つある状態に。なので旧verを削除。
- 5. 削除後、Inspect CCを起動しようとしたら起動しない。新旧の2つ入ったのがよくなかったのかと思い削除しようとしたら立ち上がってるから無理と断られる。仕方なくMacを再起動して念のためAdobe CCも一度アンインストール(Adobe CCにはアンインストールアプリが用意されてます)して、1からインストールし直し。
- 6. Adobe CCの環境設定にインストール先が指定できるようなので、AdobeのアプリはまとめてあるのでAdobeフォルダを選択。

- 7. 改めてInspectをインストール。しかし環境設定を無視してアプリケーション直下にインストールされる始末。

- 8. とりあえずメニューバーにアイコンが表示され、起動したようなのでChromeと連携を取ってみる事に。
ところがInspectのChrome拡張機能を起動してもInspectを認識しない。(アプリの起動を要求され電源がOFFになっている状態)
起動してなかったり認識されてないと以下のようになります。
Inspect Google拡張機能メニュー
- 9. 念のため拡張機能も一度削除し再インストールするも治らず。
- 10. あっちこっち探しまわったらどうやら最新版のChrome(ver.30)のバグの可能性があがる。inspect.jsというファイルを修正するととりあえず直るらしい。修正する前に念のため拡張機能はOFFにしておく。
【修正ファイル場所】
■MAC
User/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Extensions/ijoeapleklopieoejahbpdnhkjjgddem/1.0.424.1_0/inspect.js
■WIN
User\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions\ijoeapleklopieoejahbpdnhkjjgddem\1.0.424.1_0\js\inspect.js
【修正内容】
61行目
this._wshandle = new WebSocket(this._protocol + "://" + this._host + ":" + this._port + "/");
保存して拡張機能を有効にしたら無事認識するようになりました。よかったよかった…。
Inspectのアプリ自体の問題とchrome拡張機能のバグが重なって原因の究明に結構時間がかかっちゃいました。
仕事でもCCそろそろ必要かなと思った所でこういう事が起きるとクラウドなだけにちょっと気が引けちゃいますね…。
【参考サイト】
Adobe Edge Inspect と Chrome 30 で起こる問題点 – akihiro kamijo