
多摩美のグラフィックデザイン科の卒業制作展が恵比寿ガーデンプレイスで開催されていたので行ってきました。前回の国立新美術館といい、いい場所で卒展をやってますねぇ、うらやましい…。
こんな場所でそうそう展示なんてできないんで学生さんにはさぞかしモチベーションが上がることでしょうね。自分も外で作品発表がしたい!!
例によって目についた数点を写真と合わせてご紹介。

オールドローマン体のオリジナルフォント制作。
流石に合字までは作ってないようでしたがよく作りこんでありました。

学生らしい面白みのあるフォントのアマガエル。
下の手製の本は様々なカエルの説明本で絵本のようにかわいく仕上がってました。

カリグラフィで干支を表現。
何か大神を思い出した。


今展示内で一番気に入った作品のGiaというオリジナルフォント。
ちゃんと歯車が噛み合うように出来ていてスペースも歯車が付くようになってました。
視認性の悪さや字間の調整ができないデメリットはあるけどそれを補う面白さがあります。

モンスターペアレントなどや大人の子どもに対する教育等ついて訴える新聞用広告。
新聞という媒体とイラスト、メッセージ性がよく合ってました。

おなじみのキャラクターを使った毛皮の需要を抑える為のWWFを想定した広告。
サンリオとかはまだしもディズニーが許さないでしょうね。

本(文字?)を食べるというコンセプトの本。
メモ帳かブックカバーとして食材の栞とセットにしたらどうでしょう?


PSP用ゲームの企画からキャラクタ、パッケージまでトータルにデザイン。
パーツを組み合わせてオリジナルユニットを作るようなゲームで世界観もよく作りこまれてました。


こちらもゲームのトータルデザインですが実際ゲームまで作ったツワモノ。
流石に一人目程パッケージや取説は作りこんではなかったので二人でコンビ組んでガッツリすごいの作って欲しいですね!
これらは3Fに展示されてましたが1Fでは数点の立体とアニメーションが上映されてました。
アニメは30分がA〜Eまで計2時間半あるため流石に見る時間が…。
期間限定でWebでまとめて公開してくれないかなぁ。
色んなジャンルの作品があって面白かったのでまた来年も見に行きたいですね。
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