藤本壮介 建築展|ワタリウム美術館

藤本壮介展チラシ
藤本壮介展チラシ

今更感はありますがワタリウム美術館で開催されている藤本壮介展〜山のような建築 雲のような建築 森のような建築〜を見てきました。

ワタリウム美術館は入場券がパスポート制なのでその展示の会期中であれば何度でも見に来ることが可能ですが、 今月の16日(日)までなのでたぶんもう一度行くことはなさそうです。というか展示物ってよっぽど好きなテーマやアーティストじゃないと何度も行くことってそうないですよね。

ワタリウム美術館は2,3,4Fが展示会場となってるんですが2Fと4Fが空間を使った展示で、3Fはアイデアとなった素を集めたような展示となってます。

2Fはポリカーボネイトを束ねたもので室内を区切って間取りを作ってあります。
一方4Fはバラバラのサイズにカットされた発泡スチロール的なものを使って東京を表現してあります。

個人的に一番面白かったのは3Fの細い棒に刺さった不安定な台の上に手のひらサイズの建築模型やアイデアの素を並べた展示です。例えば葉っぱで重なってできた空間は虫の視点から見たら住居になるといった感じの言わば立体アイデアスケッチといった感じ?

藤本壮介というと建築好きの人にはお馴染みの「東京アパートメント」が有名ですが、「なるほど。こういった作品ができるわけだ」とったアイデアが沢山あって面白いです。ただ小さい作品が多くあるのでじっくり時間のあるときに観に行くことをオススメします。

ちなみに作品の隙間を通るようにみる展示なので、作品の保護のために受付横のコインロッカーに荷物を預けることになります。

ワタリウム美術館はあまり大きな所ではないのですが、吹き抜けになっていたりと狭い土地を面白く使ってあって結構好きな建築です。でも階段が非常階段(外階段)しかなかったりと人が増えると回りにくくなったり、エレベーターがなかなか来なかったりと不便なのがネック。

関係ないけど久々にCD購入というか予約。結成時なんて自分はまだ小学生!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。