EUPHRATES(ユーフラテス)展 〜研究から表現へ〜

ユーフラテス展A4チラシ
ユーフラテス展A4チラシ

銀座のgggで開催されているユーフラテス展を見てきました。
ユーフラテスと言われても「なにそれ?うまいの?」といった感じだと思いますが、簡単に言うと慶応義塾大学のある研究室の卒業生たちのユニット名でアルゴリズムを使った表現を得意としてます。
・・・といってもわかりにくいと思うので代表作をいうとピタゴラスイッチとかあんなの作ってる人たちです。

アルゴリズムというと数学的で取っ付きにくいイメージですが、ピタゴラスイッチを見たことある人ならわかるかと思いますが、ある結果に対して色んな工程を踏んだ表現とでもいいですかね?

例えば作品の一つで11:59という数字を表示するのに、プロペラの羽根を使ったり、傘の柄を使ったりと様々な発想があって何でもないんだけど思わず見入っちゃうという作品が多く展示されてます。ちなみに映像による作品が多いです。

映像だけでなく本や体験的な作品もあって、枠の形に合わせて積み木を組み合わせたり、マイクロスコープを使った映像を見ながら書くことですごく小さい文字も書くことができる作品もあります。

マイクロスコープ使って小さな文字を書く
マイクロスコープ使って小さな文字を書く

これがその作品で実際はハガキサイズ。映像を見ながら点線になってる文字をトレースしたり四則演算を解いたりするんですが、問題は鉛筆の先が結構丸くなってること。書けるんだけど字が太い・・・。せめて0.3mm以下のシャーペンをっ!!

理数系の概念をうまくヴィジュアル化して誰もが楽しめるようになっているので、個人的にはオススメできる展示となってます。ただ映像作品が多いだけに全部見ようとすると結構な時間がかかります。

あと今週の土曜までなので気になってる人はお早めに!!

こういう映像を見ると自分で作りたくなりますね

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