
すっかり書く事を忘れてましたが母校である桑沢デザイン研究所の2009年卒業生の展示会に行ってきました。学長が内田繁氏に変わってどう変わったかな?かなり凝ってクオリティも上がってるんじゃないか?と思ったんですがDMのクオリティが下がっているのに出鼻を挫かれた感が・・・。
学長が変わった事で浅葉克己やナガオカケンメイなど有名デザイナーを呼び、昼間部の三年にはゼミ方式を取るようになったので楽しみにしていたんですが、全体を見て思ったのは随分とアート寄りになったもんだなぁと。
もちろんデザイン学校らしい作品もありますが、正直コメントしにくい作品が多かったです。クオリティは上がってるのかもしれないけど、ゼミによっては「これは・・・趣味の作品?」って思うような作品が多かったです。
そんな中気に入った作品もあったのでいくつか写真と合わせてご紹介。

飯野雅洋さんのHEX Pencaseという作品で六角形のペンケースで広げるとトレーになる作品。ペンケースは使いたいペンが見にくい事があるので見やすいのはいいですね。

様々な色のフェルトを何重にも重ねた壁に切り込みを入れて弾けた様子を表したかのような模様。カラフルでかわいいく切り方次第で色んな模様が作れそう。
あとファッションショーも見てきたので、写真も何枚か撮ってきました。






学祭や卒展で一番楽しみにしているのがこのファッションショー!
それだけに生徒も作品数も随分減っているのが残念でした。これも不況の波の影響なんですかねぇ・・・
あとウォーキング、ポーズの時間が短く慌ただしい印象がありました。一度引っ込んでも再び出て来る場合があれば出てこない場合もあったり、舞台の奥で並ぶ場合もあれば、ほとんど止まる事なくそのまま引っ込む場合もあったりと、人によって見せ方が違うのが残念でした。あの動線も学生が決めてるんですかね?
ちなみにモデルが去年までいた人が卒業したのか、ハーフのような女性とオダジョーのようにいつも奇抜な髪型をしている男性がいなくなってたのが残念。
モデルによって服の見え方がまるで違うんで、見習いでもいいからプロのモデルを(見習いなのにプロ?)使って欲しいなぁと。
作品展示もファッションショーも入場無料なので興味ある人は来年行ってみては如何でしょうか?同業種の人がいい人材を捜しにいくのもいいかも(笑