医学と芸術 / the Spirit of Beauty

MORI ART MUSEUM [医学と芸術展]
医学と芸術展 チラシ
Van Cleef & Arpels, the Spirit of Beauty exhibition
the Spirit of Beauty exhibition チラシ

打ち合わせに出た帰りに展示を見て帰るのが定番となってきてるんですが、展望台に向かうエレベーターがやたら混んでるのを見てようやく「クリスマス・イヴ+展望台=混む」という方程式に気付きました。
見てきた展示は「医学と芸術」展とヴァン クリーフ&アーペルの「the Spirit of Beauty」展です。

まぁ、兎に角混んでる事混んでる事。展望台に向かうエレベーターと展示のエレベーターが一緒なもんだから30分ぐらい並ばされました。途中何度も「展示を見たいだけなのに、展示を見たいだけなのに・・・」と展望台を目指すカップルを呪いながらも、折角来たんだしと我慢して並びました。

目的は「医学と芸術」でしたが二つの展示のセット料金だと2000円と割安だったので二つ見る事に(医学と芸術:1500円、the Spirit〜:1200円)。the Spirit〜は20時までで医学と芸術は22時までだったので、先にthe Spirit〜を見ました。

「Van Cleef & Arpels, the Spirit of Beauty exhibition」
展示用と実際にアカデミー賞等の際に実際着用する用の二つのテーマに沿った展示らしいですが、どっちもコレでもかと言わんばかりに大小様々な宝石を使ってます。
もうあまりにも鮮やかで大きい物とかもあるので「あぁ、こんな感じのを昔駄菓子屋で見たなぁ」と実感が湧きませんでした。でかいアメジスト?を猿の形に削ったりしたのもありますが、「この削りカスでいいから・・・」と見れば見る程、自分の貧乏臭が出てきてます。
あまり宝飾類には興味がありませんが、セットだと500円で見れる事になるのでお手頃でいいかと思います。

「医学と芸術展 – MEDICINE AND ART」
人体をスライスしたホルマリン漬けだったり、ダ・ヴィンチの書いた解剖図だったり、人の死ぬ直前直後の写真だったりとかなり人によっては好みの分かれる展示なのでその手の物が苦手な人は見ない方がいいと思います。
けどモウマンタイな自分のような人間には平面から立体まで、医療道具あり、アートありと盛りだくさんで退屈しない非常に面白い展示です。

昔の医療道具はまるで拷問道具のようですが趣旨を間違えてアイアンメイデン(鉄の処女)を探したりしないようにしましょう。
個人的には人体の間接構造を知る為に作られた「鉄製関節模型」というのが非常にツボで欲しくなりました。他にスーパーヒーロー達の老後の姿を蝋人形で作ったユニークな作品なんかもあります。

ちょっと題材が題材なだけに万人にオススメはできませんが、医学とアートの中庸的な展示で非常に面白い展示だと思います。1/13〜2/28は一部展示内容が変わるようなんでまた行ってもいいなと思えるような展示でした。

ちなみに展示自体は結構空いてました。カップルさんのほとんどは展望台に直行だったようで。帰りにちょっと展望台によりましたが5分でお腹一杯。

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